ビデオ検索

ウェブ進化論』を読んでいると、テキスト(ウェブページ)の検索については大体行くところまで来ていて、まあgoogleが革命的にかましましたよと。yahooやMSN、amazomあたりも必死にそこは追随中ではあるけど、対等の状態というか皆がほぼ未開拓でこれからガチンコの勝負が始まる領域として動画の検索があって、そこでの勝負が始まるみたいなことが書いてありました。

んで、ふと動画の検索について思ったことがあるのでメモ代わりにポスト。既に誰かが言っているとかそういうことは気にしないことにした。しないようにしないと全然ブログのエントリーが増えないことに気づいたので。

個人的な感覚としては動画検索はfolksonomyを活用するのが一番探し手としては正解にたどり着ける近道のような気がする。やはりココの部分ではそうそう人間の目には追いつけないんじゃないだろうかなあ。SBM的なサービスでみんなにどんどんタグ付けしてもらって表の検索部分でそれを反映させるという方式がいいんじゃないかと。

実際、googleのイメージ検索も考え方としてはその画像を掲載指定ページの付近の単語から分類していく形になっているのだろうし、動画もそのリンクを張っている部分から付近の単語をぬきだしてという形が一番技術的に実現可能な所だと思うけど、実際にタグ付けも単語や言葉だったりするわけで、検索の抽出の一つの材料として活用するのはそれほど技術的な障壁はないと思う。

というかウェブページを検索する段階でもfolksonomyのほうがありがたいときも結構すでにあるのは経験している。

現在SBMといったfolksonomyなんかは技術系の人たちが特によく使っているだろうというのもあるのでしょうが、今日ちょっと苦労したTemplateToolkt(tt)なんかを例にとると。

という感じで、del.icio.usを使った方が結構いい結果になっているのではないかと。googleで「perl templatetoolkit」とした場合、DWB :: ものすごく軽微なperlのTipsなんてのが3番目に来ているわけで検索している側からするとかなりいい感じで期待はずれという結果に。

特に動画なんて事になると期待はずれだった場合は「時間を返せ!」となってしまうわけで、なおさら正解率を上げてこないと苦しいのではないかと。

どうしても人海戦術になると人の関心を呼びやすい部分は正確でもそれ以外の部分はとなりますがそちらは技術でカバーしていくというのが現実的でないかなあ。

あと、動画の検索をすすめていく上で必要になるんじゃないかなと思うのは動画を切り分ける技術でないかと。

いま、ネット上で見ることのできる動画というのは基本的に全てを落とさないといけないわけですが、例えば荒川静香のイナバウワーの部分だけ見たいとか、永田議員の爆弾が炸裂した部分の国会質問部分とかそういうのをさっくり切り取って見られるようにれば探す側としては助かるわけでその辺りの技術進歩は必要になってくるかと。

この動画の一部分に対してタグ付けかどうかはともかくとして言葉に関連づけていくということですね。プレイヤーの側の進歩が必要になるとは思いますがこれを検索できるようにしていくのは必要じゃないかと。Flashなんかはこの方向ではいい線きてるんじゃないかな?どうだろう。強引に検索サイト側で切り分けていったものをキャッシングしていくという手もあるかもしれませんがこれは絶対にもめるよなあ。やるとしたらgoogleかなあ。見る側とすればキャッシングとかしてくれれば人気の動画とかがネットワークの負荷の影響を受けずに楽しめるんですがね。きついよなあ流石に。

動画といえばプルシェンコのSex Bombは何遍見ても飽きないなあ。お気に入りの動画のひとつであります。